新暦の絵柄の説明④

令和版庚申

・庚申待という信仰の情景で庚申。

 庚申の本尊の青面金剛と天帝の使いである三尸・三猿を祀る情景で描きました。

令和版寒の入り

・一年で最も寒さが厳しくなり始める頃、小寒・寒の入りです。

 寒行を行う僧侶で表しました。

令和版土用

・季節(四季・一年に四回)の終わりに配置されている土用入り。

 一般に有名な夏の土用で描きました。

令和版彼岸

の字になって飛ぶ雁で彼岸。

令和版十方暮れ

・何をやっても万事うまく行かない凶日。

 途方(十方)に暮れるという言葉を使い、目隠しした男が蜂に刺されどぶ板に嵌る

 で表しました。

令和版甲子

・甲子の日に大黒様に豊作や商売繁盛を祈る(甲子待)で表しました。

令和版八専

・何事もうまく行かない凶日である八専。木の凸凹を削る道具「繊・せん」に、

 つの字に歯が生えたで表しました。

令和版社日

・彼岸の中日に近い戌の日に神社に参詣し五穀豊穣を祈願する社日の様子を表しました。