暦の雑学3

  • 干支と五行説

     甲・乙・・・木
     丙・丁・・・火
     戌・己・・・土
     庚・辛・・・金
     壬・癸・・・水
     
    相生とは順送りに相手を生み出して行く、陽の関係。

     木生火 木は燃えて火を生む。
     火生土 物が燃えれば灰が残り、灰は土に還る。
     土生金 土を掘ることによって金属を得る。
     金生水 金属の表面には凝結により水が生じる。
     水生木 木は水により養われ、水がなければ枯れる。

    相剋とは相手を打ち滅ぼして行く、陰の関係。

     木剋土 木は根を張り土を締めつけ、養分を吸い取って土地を痩せさせる。
     土剋水 土は水を濁す また、土は水を吸い取り、常に溢れようとする水を
         堤防や土塁等で堰止める。
     水剋火 水は火を消し止める
     火剋金 火は金属を溶かす
     金剋木 金属製の斧や鋸は木を傷つけ、切り倒す